GoogleReader終了で当然の如く「RSSの時代は終わった」という意見が聞こえてきますね!
そんでRSSの代わりとしてよくtwitterなんかのSNSがあげられます。
たしかにソーシャルの時代でありますが「SNSの時代」というのと「SNSがRSSの代わりになる」というのは別の話だと思ってるので今一度その理由とか書いておきます。
SNSでシェアされるもの
まずSNSでシェアされる記事っていうのは基本的にその記事をネタにみんなでわいわいやるもので、本当に自分が読みたい記事がそこにあるかどうかわかりません。
RSSがなくなればtwitterで更新情報を流す人も増えるでしょうが、それでもtwitterしない人もいるし今までカバーできてたものが読めなくなります。
フィルタリングが難しい
ブログは毎日読みたいけどtwitterは別にどうでもいい、という人結構いるので厳しいです。
更新情報だけ流すアカウント作ってくれればフォローできるのですが、そうしてくれないとこっちでノイズ除去したりしないといけないのでめんどくさいです。
さらに同じサイトでもこのカテゴリーだけみたいのにって時、RSSだとカテゴリー別に購読できたりしますが、twitterだとほぼ対応できないですよね。
キュレーターがRSS使ってる
RSSがなくなったらおもしろい記事をSNSで情報発信するキュレーターの役割が大きくなるわけですが、そもそもキュレーターがRSSで情報集めてる可能性が高いです。
基本的にクソ記事が多いインターネットからいい記事を見つけるのには大量の記事を読む必要があって、大量の記事を読むのにはRSSが効率的ですがRSSがなくなったらキュレーターの仕事の効率はものすごく下がるでしょう。
当然キュレーションする記事の量も少なくなると思います。
キュレーションの時代とか微妙
もし優秀なキュレーターがたくさんいたとしても、やっぱり自分の読みたいものとはずれてきます。
あと、自分でいい記事を見つける快感ってやっぱりあって、本なんかでもそうだけどオススメされたものばっかり読んでてもその快感は味わえません。
そうしていい記事を書く人を見つけて、その中から自分の読む物を選んで読む、というのにはやっぱりRSSが一番向いてます。
RSSだとたくさん記事がありすぎて結局読まなくなるみたいな話は使い方の問題なので、そういうのができない人はSNSやGunosyでオススメされるがままに記事を読めばいいと思います。
まだ完全にRSSがなくなったわけではありませんし、GoogleReaderなくなるからSNSにみたいな流れはどうかと思いますので、うまく使い分けろという当たり前の話なんじゃないでしょうか。