野球のWBCが盛り上がっていますが、WBCは13回まで引き分けだった場合無死1,2塁からスタートするタイブレーク制というルールがあるそうです。
ラグビーではトライ数が同じ引き分けで試合が終わった時くじ引きでトーナメントの次戦に進めるというのがしばしば問題視されていて、決勝戦で引き分けだった場合両方優勝というのはラグビーらしくてよいのですが、くじ引き(学生だとたまにじゃんけんさせられる)ってなんかアレな気がするのでラグビーのタイブレークについて思いつくところをメモしておきます。
世界ラグビー協会みたいな人が見てたら参考にしてください。
延長線
体への負担が多いラグビーでは難しいかもしれませんが、とりあえずやってみてそれでも引き分けだったらくじ引き、というようなことにすればまだましなのではないでしょうか。
PK
次に思いつくのはサッカーのPKです。
ただこれはやり方が難しいです。
まず、サッカーのように5人とか選んで蹴らせる方法だと、めったにない引き分けの時のために他の選手がキックを蹴る練習をしないといけなくてそれはちょっとなと思うところがあります。
一人の選手に蹴らせる場合はキッカーの負担が大きすぎてアレな気もしますが、元々トライでは点数入らないスポーツだったしそっちのほうがいいかもしれませんね。
蹴る場所も問題で、真ん中だと確実に入って決着がつかないので、真ん中から少しずつ横にずれていってデスマッチとかそういう感じだといいんですかね。
1 on 1
ラグビーだとこっちのほうがサッカーのPKに近いかもしれませんね。
1対1の抜き合い。
お互いのチームで何人か選手を出してやるのはサッカーを真似ていいと思います。
5人とか選抜して、そこでも引き分けだったら以後デスマッチ。
n on n
1対1でなく人数を減らしてプレイ。
ラグビーはセブンスを見てればわかるように、同じ広さでやる場合人数が少ないほうが点が入りやすいです。
3対3とか5対5とか。
ただこの場合もこの為の練習をしなくてはいけなくなるので少し微妙な気がします。
条件付き延長線
WBCのように、点が入りやすい状態でゲームをスタートさせる方法。
ラグビーだとセットプレーは全て相手陣の22mラインからとかそういう感じでしょうか。
んで、ターンオーバーや反則があった時点で相手チーム側のセットプレーが始まるとか。
これで先制したほうが勝ちか、短い時間の延長線にするかという案。
今ぱっと思いつくのはこんなところですね。
くじ引きというのも両者納得がいかないし、負けたら終わりのトーナメントですから体の負担とか気にせず何かやったほうがいいと思います。
くじ引きで負けた場合「引き分けにしかできなかった俺達が悪い」みたいなコメント聞く度にとても辛くなります。
どうせ引き分けにしかできなかった人たちが悪いならもう少し納得のいく決着の付け方させてあげたいですね。