PSYCHO-PATHの15話で槙島がチェグソンと本の話をしているのですがその中で電子vs紙について興味深いことを言っていたので書き起こし。
槙島がチェにアンドロイドは電気羊の夢を見るかをオススメする流れ
チェ:ダウンロードしておきます。
槙島:紙の本を買いなよ。電子書籍は味気ない。
チェ:そういうもんですかねえ
槙島:本はね、ただ文字を読むんじゃない。自分の感覚を調整するためのツールでもある。
チェ:調整?
槙島:調子の悪い時に本の内容が頭に入ってこないことがある。そういう時は、何が読書の邪魔をしているか考える。
調子が悪い時でもスラスラと内容が入ってくる本もある。
何故そうなのか考える
精神的な調律?チューニングみたいなものかな。
調律する際大事なのは、紙に指で触れている感覚や、本をペラペラめくった時、瞬間的に脳の神経を刺激するものだ。
そういえば作中では電子書籍が普及している描写もあるのに槙島先生はいつも分厚いハードカバーを読んでますね。
文庫やペーパーバックでもダメなんでしょうか。
PSYCHO-PASSって百年後の世界で槙島先生はデジタルネイティブ世代なはずなのにこういうこと言う人って絶滅してないんですね。
現代の紙の本マニアもチューニングとかいう言葉使えばそれっぽくなるのでオススメです!