料金を課す、つまり「費用や支払いを引き受けさせる」のであり、ユーザーが料金を支払った意味で使用するのは誤りであるが、黎明期のオンラインゲーム利用料金決済を発端として誤用が広まり、今もって正しくない言葉のまま使う人が多い。さらに近年では、事ある毎に利用者の射幸心を煽り、納金させようとするソーシャルゲームの台頭により、利用者どころかサービス運営者、ゲームコンテンツ提供者までもが誤用しているケースが多々見られている。
たぶんこの誤用が本格的にネットに広がりだしたのってグリーとかモバゲーあたりからだと思います。
本格的にっていうのはネットゲームプレイヤー以外のネットユーザーにもってことです。
ネットゲームユーザーの間ではもっと昔から使われていたようですし、ネットに全く関心のない層にとっては課金とは本来の意味での課金でしかないと思います。
僕が最初にモニョりだしたのは2009年ぐらい、mixiのサンシャイン牧場でみんなが言い始めてたのと、アメーバピグでよく言ってる人がいました。
僕はわりと意味伝わればいいじゃんと思う派だし、言葉は歴史と共に変わっていくもんだと思うんだけど課金についてはいかがなものかって感じるところもあります。
グリーでもmixiでもなんでもいいんだけど、ただでさえゲームしてる人ってアレだと思われてる部分あるじゃないですか。
そういう人が言葉を誤用してるともっとアレだと思われちゃうと思うんですよね。
しかもゲームしない人にはとことん理解されないゲームにお金を払うという意味の言葉で。
さらに課金厨とか廃課金とか間違った意味から新しい言葉まで作っちゃう感じはなんだかなーって。
意味が通じる言葉の誤用をいちいち指摘する人にはなりたくないんだけど、ゲームしてる人全体でくくられて馬鹿にされるのも嫌なんで、せめて自分だけでも使わないように気をつけています。
参考
おもしろいから誤用されていく経緯とか調べてるんだけどとりあえずこれが参考になりそう。コメント欄も。
「ユーザーが課金する」という用法はいつから使われだしたか – Togetter
このエントリーを書くきっかけになったブログ。
「課金」の誤用が気になる « うえぶろぐ WordPress
昔はなんかよくわからないことを言っていた
https://twitter.com/idejun/status/145679352447774721