ネットで見る一往復半のコミュニケーション

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例えばmixiで日記を書いて誰かがコメントして、日記を書いた人がコメントに対してコメントをする。
一往復半ですね。

日記はまだわかるんですけどtwitterで「おはあり」というのをよく見ます。

「おはあり」というのは「おはようありがとう」の略で、「おはよう」とツイートしたのに対して「おはよう」というリプライが返ってくると更に「おはあり」と返信する文化のことです。

これには「おかえりありがとう」の「えりありー」や「お疲れありがとう」の「おつありー」などのバージョンも存在します。

なんで「おはよう」→「おはよう」の一往復ではダメなんですかね。

現実だと絶対言わないじゃないですか「おはあり」とか。

たぶんmixiやFacebookのコメントにしても、「確実にリアクションをもらいたい」という欲求があって、コメントすれば確実に返事がもらえる仕組みが出来上がった結果なんでしょうけど、「おはあり」とはこれいかに。

わざわざキリの悪い一往復半にしなくていいし、リアクション欲しかったらリアクション貰えるように考えて発信したりするのがSNSのおもしろいとこなのに、安易で一時的な快楽を求める「おはあり」のSNSのファーストフード化、SNSのドラッグ化が深刻ですね。

こういう義務的な暗黙のルールがSNS疲れの原因になると思うんですけど、流行りのものを最大限楽しんでガンガン消費する派の人的にはこういうのがあってるんですかね。


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