満員の花園ラグビー場は強すぎる東福岡に対して厳しい応援。
そんな中決着がつきました。
茗溪学園31-24東福岡
ワントライワンゴール差。
世間の関心は東福岡がどうなったかということに向いていて、多くのメディアが「東福岡が敗れた」というニュアンスで記事を書いていますがこれは茗溪学園に失礼でしょう。
茗溪学園が勝った。
まさにそういう試合でした。
茗溪学園、前半はチャンスでミスが目立ち、一瞬のすきを東福岡に突かれ大きなゲインと得点を許してしまいましたが後半は逆のことをしてました。
東福岡は前の試合で尾道高校と一点差のゲームを勝ち抜いてきただけあって集中力も高かったですが、その壁をなんなく突破した茗溪学園が強かったというしかないでしょう。
後半は東福岡に一点も許さなかったディフェンスも素晴らしいです。
大阪朝鮮高、東福岡と立て続けにシード校を破った茗溪学園の実力は本物です。
試合後、誰一人フィールドにうなだれることなく花道を作って茗溪学園の選手を称える東福岡フィフティーン。最後まで王者らしい振る舞いに、厳しかった花園の応援が盛大な拍手へ変わりました。