先日、18歳未満のID検索制限を開始したLINEですが、その背景にはこういうこともあったんでしょうね。
LINE掲示板で性犯罪被害 実態把握へ NHKニュース
無料で通話などができるスマートフォン向けの「LINE」と呼ばれるアプリを利用した少女が、性犯罪に巻き込まれる被害が少なくとも14件起きていることが分かりました。
まあ14件どころではないでしょうけどそういうことだそうです。
LINE自体はただの無料通話ソフトで出会い系要素はないんですが、外部掲示板は多数存在していて「LINE 掲示板」で検索するとそのような掲示板がたくさん出てきます。
多くの掲示板はIDと簡単なプロフィールを載せて、気になる人がいたら直接LINEにチャットを飛ばすという感じです。
これはLINEだけでなくSkypeやカカオトークなどにも同様の掲示板が存在します。
もちろん掲示板も「異性との出会いを目的とする」利用は禁じていますが、男性は女性に、女性は男性にチャットを送るケースのほうが多く、LINEでチャットがはじまれば掲示板は関与できません。
LINEはただの通話ソフトで掲示板ではIDを書き込むだけ。さてこれは一体誰が悪いんでしょうか。
もちろん犯罪を起こす人が一番悪いんですが、LINEが掲示板を含めていろいろ規制したとしても完全に消えることはないですし、よりアングラ化してやばい感じになりそうで難しいところです。
mixiにあったSkypeコミュニティも散々なことになっててmixiは早々とコミュニティを潰してましたが、LINEがどういった対応してくるのか注目ですね。