書評 » Amazonの本「ワンクリック」

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リチャード・ブラント
日経BP社 2012-10-18
¥ 1,680

Amazonの本といってもAmazonで売ってる本という意味ではなく(もちろん売ってますが)Amazonと創始者のベゾスの歴史について書かれた一冊です。
Facebook史は「ソーシャルネットワーク」という映画にもなりましたが「ワンクリック」はそれのAmazonバージョンといったところです。
Amazonのロゴの矢印に込められた「aからzまでなんでも買える」便利さを知っている人には文句なしにオススメの一冊です。
正しいかどうか知りませんが井口さんの訳はいつも通り読みやすいです。

シリコンバレーでよくある「小さなガレージから」Amazonもスタートするわけですが、本書で語られるエピソードの一つ一つは過激ながらも読んでる側としては興味深いもので、ベゾスの発言もいちいちCoolで気持ちいいです。
Amazonユーザーにとっては当たり前の機能の成りたちや実装される経緯についても深く書かれてて感慨深いものがあります。

僕はクレジットカードを作ってAmazonで本を買い始めてからは書店で本を買うことが年に何回かというぐらい少なくなりましたが、Amazonに不満もありますしまだまだ求めるものもあります。
多少レギュレーションが変わったものの相変わらずレビューはひどいです。これはインターネット全体の問題なのかもしれませんがここまでのことをやったAmazonならどうにかしてくれませんかね。
より便利にしてほしいというのは、例えば漫画は全巻まとめ買いしたいですし、“ワンクリック”しなくても登録した漫画は新巻が出たら発売日に送って欲しかったりします。
あとはおすすめ商品以外にも本を見つける方法があればいいのにといつも思います。書店で本棚を眺めてたらパッと目に止まって読んでみたらいい本だったという経験は誰にでもあると思いますがそういう体験をネット通販でもやってみたいんですよね。このへんは電子書籍のほうでも問題の一つだと思ってて、最近は本を知る機会がソーシャルに移ってたりするわけですが、そこはAmazonなんかイケてるやつ一発やってくれよと思います。
買う本が決まってる層ほどAmazonをよく使うらしいですが(日本でも東京の人が一番Amazonユーザーの割合が高い)、そうじゃない人にもドンと響く何かやってくれませんかね。
あと、ちゃんと本を読む女性の書店員が好きなのでどうにかしてください。

なんか本の感想というよりAmazonに対する愚痴とかになりましたが、そんないろいろな期待してもいいんじゃないかと思える一冊です。
久々に小説以外で読み終えるのがもったいないと思った本でした。

リチャード・ブラント
日経BP社 2012-10-18
¥ 1,680



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