今年読んでよかった本2016

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はなまるマーケットがなくてすっかり暇かと思いきや、録画したはなまるマーケットを見るのに忙しくて本を読むのも大変ですね。
でも8時半から10時という時間に縛られない生活なのでちょこちょこ読んで暇を潰してます。
数えたらだいたい2016年は140冊ぐらい読んでましたので、その中で読んでよかったと思うものをメモ。
オススメといえばオススメなんですが、好みもありますのではなまるマーケット好きはこんなのが好きってぐらいの参考にしていただければ。
基本的に今年発売されたもの中心。

ゆうゆう 2016年4月号

ゆうゆう 2016年 4月号[雑誌]
主婦の友社 (2016-03-01)
売り上げランキング: 96,001

岡江さんが表紙のゆうゆう4月号。
Kindle Unlimitedで読み放題対象ですので是非。
もう本当に岡江さんがいつもの岡江さんで安心して読めるわけですが、ちょっと社会へのメッセージ性もあったりして岡江さんは本当に最高な人だと再確認できます。
グラビアも全部陽性で眺めてると元気がでますね。
はなまる終わってから岡江さんの近況あんま知れなくて寂しいんですがお元気そうでなにより。

このあと どうしちゃおう

このあと どうしちゃおう
ヨシタケ シンスケ
ブロンズ新社
売り上げランキング: 427

ヨシタケシンスケさんの絵本はどれも本当に素晴らしいですが、またとんでもないのが出ました。
おじいちゃんが死んじゃっておじいちゃんが書いてたノートが出てきてそれを読んだ少年が死と向き合うという話で、ちょっと重そうなテーマを豊かな発想と可愛い絵で見せてくれます。
ヨシタケシンスケさんの絵本って、子どもの想像力を大人にも体感させてくれるのと、最終的に優しい肯定に無理なく落としてくれるから親子で読むと絆的なものが生まれそう。
幼稚園に入ったばっかの友達の子に読んであげたらわりと喜んでたし、ちょっと言葉がわかるようになった頃以上のお子さんにはオススメです。
なんか読む側も工夫したくなる絵とストーリーなんで大人もすげえ楽しめます。

道徳感情はなぜ人を誤らせるのか

道徳感情はなぜ人を誤らせるのか ~冤罪、虐殺、正しい心
管賀 江留郎
洋泉社
売り上げランキング: 5,887

実際にあった冤罪事件を元に、なぜそういう事が起きるのかというのを解き明かす一冊。
事件の詳細が超長くて、結論部分はページ数でいうとほんの少しなんですが、ねっとりとした取材と情報蒐集力だけで既に感動しますし、とりあえず自分で調べて自分で考えることの大事さも痛感します。
結論部分はやや飛躍も感じられるのですけども、完全に答えを書いてくれてる本でもないのであらゆるケースに当てはめて自分なりに考えるきっかけにもなりました。
この説が正しいかどうかは置いといても、こういう可能性があるということを考えているかどうかの差はでかいです。

異類婚姻譚

異類婚姻譚
異類婚姻譚
posted with amazlet at 16.12.17
本谷 有希子
講談社
売り上げランキング: 13,443

芥川賞。
夫婦の話なので結婚してない自分には関係ない話かと思いましたが、元々主婦でもないのに主婦向けの番組にはまったりするんで楽しく読めました。
むしろ当事者じゃなくてもここまで読ませるってあたりがさすが本谷有希子さんという感じ。
本谷さんの本って、人間はしょうもないことで右往左往して…みたいな話が多い気がしますが、今作はそれが爆発してて怖くもあるし面白おかしくもあるっていう、これで賞とれてよかったなと思いました。
割りと意地悪な描写が多いけど、結婚も悪くないかなとも思えるし読んだあとのもやもやがすごい良いです。

東京結合人間

白井 智之
KADOKAWA/角川書店 2015-09-30
¥ 1,728

ミステリーだし非日常な設定だしたぶん何も知らないで読んだ方が面白いと思うのでタイトルだけ。
とにかく書き出しが素晴らしすぎるのでKindleのサンプルで是非。

ウンコな議論

ウンコな議論 (ちくま学芸文庫)
ハリー・G. フランクファート
筑摩書房
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相手を騙してやろうとかそういうわけでもないのにおためごかしでなんとかやり過ごそうとかそういうことをウンコな議論として、それについて深く考察する本。
ページ数は短くて本の半分は山形浩生先生の解説で、それも安定して面白いです。

ハーレイ・クイン:ホット・イン・ザ・シティ

ハーレイ・クイン:ホット・イン・ザ・シティ(THE NEW 52!) (ShoPro Books THE NEW52!)
アマンダ・コナー ジミー・パルミオッティ
小学館集英社プロダクション
売り上げランキング: 32,280

今年大人気のハーレイ・クインの1冊目。
NEW52ってのはDCコミックの仕切り直し企画のようなもので、ここから読み始めても大丈夫です。
ジョーカーとの馴れ初めなんかはスーサイド・スクワッド:悪虐の狂宴の方で語られてるのでこっちもオススメ。
ハーレイ・クインは悪いけどかわいいドキンちゃんのようなキャラクターで、それでも世界観的にはうんこが飛んでたりしてあんまりキレイキレイしてない感じが好きです。
アメコミ読み慣れてない人でも比較的読みやすい部類だと思います。
もし日本で実写映画化することがあれば、以前インタビューで「悪役を演じたい」とおっしゃっていた岡江久美子さんにお願いするといいですね。

ウェブでメシを食うということ

ウェブでメシを食うということ
中川 淳一郎
毎日新聞出版 (2016-06-25)
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「ウェブはバカと暇人のもの」でお馴染みの中川淳一郎さん最新のネット本。
中川さんネット本以外もおもろいけどやっぱりネットのこと語らせたら一番光ります。
中川さんとネットの生い立ちを追っていくスタイルで、懐かしいと思ったりすることもありますがツールが変わってるだけで昔からおんなじことやってる感もあって、なんか味わいがあります。
なかなかウェブでメシを食う話になりませんが、何がヒットして何が怒られるのかって話が具体例とちょっとした考察交えて書かれてるんでタメになります。
もうネットで儲ける話もそれを笑う話も出尽くしてるんでこのアプローチは今やるのにちょうど良いと思いました。

万引きの文化史

万引きの文化史 (ヒストリカル・スタディーズ03)
レイチェル・シュタイア
太田出版
売り上げランキング: 105,000

少し古い本ですが、なんでお金持ってる人が万引きしたりすんのかみたいなこと調べてたので読んだら面白かったです。
ウィノナ・ライダーさんとかアメリカのセレブの具体的な例から、実際の万引き犯の証言や裁判の行方とか非常に興味深く、犯行動機を生々しく語ってる万引き犯とかちょっと怖いんですが、フィクションで泥棒に感情移入してスリルを楽しむ人にも無関係な話ではなく、豪快な万引きの手口やネット時代のカジュアルな万引きなど色々あるし一口に言えない万引き事情の全体像がなんとなくわかりました。

狂気へのグラデーション

狂気へのグラデーション
稲垣 智則
東海大学出版部
売り上げランキング: 111,396

臨床心理士の著者が、日常で見た違和感みたいなものを解析していくという内容で、サンプルのありがちな会話に向き合って何かを抉り出していきます。
タイトルほど恐ろしい内容ではないですが、こういう発言はこういう発想から生まれてそういう発想するのはこういう元があるからみたいなことは誰にでもあることで、それを考えると怖くなるって感じはあります。
でも「世の中みんな狂ってる」とかそういう感じでもなく、相手の側に立ったコミュニケーションも学べる気がするし、トイレとかに置いといて軽く一項目ずつ読むのにもいいです。
中で引用される本も面白そうなものばかりでキュレーター的な一冊にもなりました。

死のテレビ実験

クリストフ ニック,ミシェル エルチャニノフ
河出書房新社 2011-08-20
¥ 2,160

過激化するバラエティ番組はそのうち死をコンテンツにしかねないという危惧のもとに、ミルグラムの服従実験をテレビの企画という体でやったドキュメント本。
ミルグラムの実験は人を権威に服従してしまうことを実証しましたが、この本ではテレビは権威になるのか、何故今テレビと人はこういう関係になったのかを分析しています。

最後の章が「テレビ教の信者たち」というもので、毎日はなまるマーケットを見ている自分には耳が痛いです。

信者たちはテレビを「お手本」にして行動する

するする。
引用箇所はテレビで行われる暴力についての問題提起ですが、その構造がテレビがさらなる権威として認識されるという意味では怖い話でもあります。

日本でも暴力を暴力として扱わないテレビ番組はあります。
この本に対する反論でやらせの話がよく出てくるけど、嘘だったらわざわざそんなもの流すのもそれどうよって話だし、それをガチだと思ってる人が0じゃない以上は同じ話かと。

この本読んでテレビに対する批判的な目を手に入れた状態で見るはなまるマーケットは格別です。
たまにはなまるマーケットでも本を紹介するコーナーがあるのですが、そこで動物が動くパラパラ漫画みたいなやつが紹介されてて「1回見たら終わりじゃない」と言い放った岡江さんが本当に好きです。
2011年1月12日の放送ですので録画されてる方は読書より先に是非。




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