岡江久美子さんが引きこもりの息子の為に漫才を頑張る異色ドラマ「パンチライン」

Posted on

Sponsored Link

女優としての岡江久美子さんを知ってもらうためによく人に薦める作品があって、オススメする上でポイントになるのは岡江さんが主役であることと、手頃な長さであること、ソフトになってて見やすいことの3つです。
岡江さんが出てるドラマで面白いものはいくつかあるのですが、連続ドラマだと見るハードルが高いですし2時間ドラマ系のものや映画の「花の季節」はソフトになってなくて、「アオハライド」は岡江さんが主役じゃない上に岡江さん死んでしまう話なので体調いい時に見ないといけない問題があります。
そんなこんなでこのドラマがオススメです。

2006年にTBSが制作した短編ドラマで尺は46分。普通の映画とか連続ドラマ見慣れた目で見るとかなり急展開でジェットコースター感も楽しめますし、何より岡江さんが岡江さんであることを隠そうともしないぐらい岡江さんなのではなまるファンも入りやすいです。せっかちで早口な岡江さんに合った役でもあるのでドラマの完成度にも貢献されております。
もう一人の主役は天野ひろゆきさん。2006年と言えば天野さんがはなまる出てた時期で、薬丸さんと水野真紀さんもカメオ出演されてるのではなまるマーケットファンは必見。

冒頭は岡江さんが弁当作ってるシーンから始まります。ここだけ見たらはなまるマーケットと区別つきません。
パンチライン弁当

この弁当は田島ゆみかさん演じる娘に作られたもので、もう一人の子である息子が偏差値高い学校入ったけど引きこもりという設定。
岡江さんはスーパーでパートをする主婦。
パンチラインパート

このシーンは岡江さんが人身事故による電車遅延という正当な理由で遅刻したのに「スーパーなら近所にもあるでしょ〜わざわざこんな遠くまで来なくていいのよぉ」なんて陰湿な事言われてる場面です。この絶対的な悪役が惨たらしい死を迎えたりはしませんが、後半岡江さんが成長して岡江さんの開花した能力を認めざるを得ないという雰囲気になった時にプギャー感あるのでここは我慢しましょう。
どうでもいいけど、役者以外の岡江さんに慣れ過ぎてると苗字が岡江で名前が久美子じゃない違う名前の名札とかついてるとすんごい違和感あります。

そして起こった人身事故というのが高校生の飛び込み自殺だったので、自分の息子も心配になってしまう岡江さん。
なんか引きこもっていつもいじってるパソコンに遺書でも書いてんじゃねーのと疑惑を持ち扉の隙間から覗き見するんですが、完全にホラーです。
パンチラインホラー

結局何書いてるかわからなかったので、息子が風呂に入ってる間に旦那の大杉漣さんと協力してパソコンのデータを印刷することに。
この忍び込みシーンが無駄に長くて、大杉漣さんの演技とかも合わせて爆笑ポイントになっててこの後漫才するのにこれ以上の爆笑はあるのかって心配になるレベル。
で、実は息子はお笑い好きらしくパソコンには漫才の台本が書かれていることがわかりました。
それ読んで大笑いした岡江さんは息子にお笑いの才能を感じ取り無断で芸能事務所に台本を送ります。
ここらへんの岡江さんの即決っぷりとか無茶っぷりとか岡江さんとしか思えない感じで最高です。

岡江さんが芸能事務所に息子台本をキング・オブ・コメディ級にごり押ししに行くシーンがあるんですが、それを無下にスルーするのが高橋ジョージさんで受付に三船美佳さんがいたりして歴史的映像価値もなかなかのものがあります。
パンチライン高橋ジョージ三船美佳

そしてその台本を読んでいきなり家にきて岡江さんに抱きつく不審者が天野っちです。
パンチライン抱きつき

なんの説明もなく抱きついたので岡江さんに突き飛ばされます。いくらなんでも飛距離ですぎです。

天野さんは売れない芸人さんという設定で、息子が書いた台本に惹かれやってきて、息子に漫才やるように説得します。
なかなか返事がないのでキャイーン的なギャグを見えない扉越しにする天野さんと、死んだ目で後ろから眺める岡江さん。

これははなまるマーケットで見たことあるやつですね。
はなまるカフェに若手芸人さんが来てネタをやってるのを後ろから見てる岡江さんが全然笑ってなくて、「後ろから見てたから面白くなかったのかな」とかフォローになってない事を言い出すあれで、構図とかこの後の言い訳っぷりとかかなりはなまるオマージュを感じる名シーンになってます。

んで、息子は外に出たくないからってことでなんかよくわからん理屈で天野さんと岡江さんが漫才コンビを組むことに。
パンチラインコンビ

なんの練習もしてこなかったので観客の目は完全に死んでます。
パンチラインラブライブ

ラブライブの有名なあのシーンはこのシーンに影響を受けたとか受けてないとか。

で、なんやかんやあって漫才やる気になった岡江さんは場所を選ばず練習するようになります。
芸名はアンジェリーナ春香で、必殺セクシーギャグ「うふーんカモーン」の練習に余念がありません。
パンチラインいやーん

この場面を旦那と娘に見られてお前何考えてんのってなって家族は更に壊れていきます。

擁護の余地がないレベルで所構わずギャグの練習する岡江さん。

完全にアレ扱いされて見ちゃダメされてしまおうとも。
パンチライン見ちゃダメ

隣で大杉漣さん寝てる真夜中も。

完全に漫才に取り憑かれてしまってて、ブラックスワンみたいな話になっていきそうな絵面ですが漫才の話だし急展開ながらも一応オチがつきます。お楽しみに。

かなりアクロバティックな方法で家族と息子を救う話なので実際に家族問題で悩まれてる方が見るとそんな単純な話じゃねーよと思われそうという気もしなくはないですが、世間的に問題と思われてる息子との関わり方としては能力を認めて多様な生き方を提示するというのは一つの正解ではないかと思います。
引きこもりって言ってもあんま社会の闇っぽく描かれないし岡江さんも途中から明らかに漫才楽しくなってきた狂人というだけで息子のこととか忘れてるだろって感じで、引きこもりの人が見ても引きこもりのこと悪いと思ってるお前らみたいな奴がいるから引きこもりたいんだよとは思わないんじゃないんでしょうか。
とにかく普通に楽しいドラマなので、一生引きこもってこれだけ見て過ごしたい。




SHARE:)
このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る
Yahoo!ブックマークに登録

 
rss feed follow us in feedly Subscribe with livedoor Reader


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>