アンパンマン屈指の神回「しょくぱんまんとシチューおばさん」

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子供も結婚相手もいませんが、親戚の子供と遊ぶ機会が多くアンパンマンをよく見ています。
ここ3年ぐらいのはほとんど全部見てて、子供の時に見た印象ではバイキンマンがいらんことしてアンパンチでどーんで終わりって毎回同じ話してたイメージがあったのですけども、ちゃんと見てると話は結構バリエーションが多くて全然飽きません。

だいたいはアンパンチでどーんでも、そこに行くまでにいくつかパターンがあって、「〇〇と△△」というタイトルだった場合、〇〇がバイキンマンにさらわれて△△とアンパンマンが助けに行く話もありますし、〇〇と△△が共闘してバイキンマン倒すこともあれば、アンパンマンそっちのけで〇〇と△△の絆の深まりを描くのに特化した回もあり、△△には場所の名前が入ったりする場合もあって、それが別のキャラで描かれたら全然違う話に見えるわけです。

個人的に好きなのは〇〇と△△がパーティ的なことしててそこにドキンちゃんとバイキンマンが変装して潜入する話で、単純に2人の変装がかわいいというのもありますし、変装さえしていればみんなと楽しく遊べるというところに悲哀を感じたりします。
その変装パターンの中でも最高傑作だと思ってるのが「しょくぱんまんとシチューおばさん」です。

ほうそうのおしらせ

初回放送は2013年の11月8日。僕はBSの再放送で見れました。ソフトになってませんが日テレのVODで見ることができます。
こっから話の筋全部書くので未見の方はここでご覧ください。
アンパンマンチャンネル | 日テレオンデマンド

ミミ先生の学校にシチューおばさんとしょくぱんまんが来てカバオくん達とシチュー作りをします。
そこにバイキチとドキ子の変装でやってきてシチューを盗もうとするバイキンマンとドキンちゃん。ドキンちゃんはしょくぱんまん目当て。
バイキンマンとドキンちゃんもシチュー作りに参加、煮込む段階まで行きます。
外は雪が降っててかまくらを作ってその中でシチュー食べようということになり、カバオくん一派としょくぱんまんとアンパンマンが協力してかまくら作り。

その隙にシチューを鍋ごと盗もうとしたバイキンマンとドキンちゃんをシチューおばさんが発見。しっぽが見えて2人の正体に気付きます。
よくあるのはこっからバイキンマンが転んで変装がバレるという話ですが、シチューおばさんは変装した2人にこう言います。
「バイキンマン、ドキンちゃん、シチューが焦げないように見ててくれたのね」
菩薩の如きシチューおばさんにバイキンマンとドキンちゃんが逆に驚いていると、シチューポットにシチューを取り分け、しょくぱんまんのトーストとセットで持たせ「持って帰って2人で食べなさい」とさらに度量のでかさを見せるシチューおばさん。
バイキンマンとドキンちゃんはシチューを持って帰り、ミミ先生学園の生徒達は何も知らずにかまくらでシチューを美味しそうに食べます。

バイキン城に帰ったドキンちゃんとバイキンマンもシチューを食べて「しょくぱんまん様のトーストおいしー」「俺様が切ったジャガイモも美味しいぞー」と楽しそうに終わります。

シチューがとにかく美味しそうに描かれててやばいし、バイキンマンのテーマが変奏された音楽とかもめっちゃいいし、何よりバイキンマンとドキンちゃんを完全に理解したシチューおばさんが素晴らしすぎです。

これうっかり「みんなで一緒に食べましょう」とか言っちゃいそうなものですが、わざわざ変装してる意味を咄嗟に噛み砕いて持って帰って食べさせる理解力。いずれはみんな仲良く食べた方がいいのかもしれないけど、今はその段階ではないし、みんな仲良くすることが良いことみたいな説教臭さもなくて良いです。
バイキンマンのようにそういう生き方しかできない人の気持ちがわかるシチューおばさん。もちろん人に迷惑かけることは許されないけど、変装してる限りは悪いことをしないから誰にも言わずにそっと帰す。
シチューポットに入れることで定番のおかわり攻撃も防いでいて完璧な受け答えです。

実は今年の3月8日に放送された「しょくぱんまんときりたんぽさん」というめちゃくちゃ似た話があります。

ほうそうのおしらせ

ご飯とかまくら作るところまではほとんど同じで、そっからバイキンマンが盗みにいく展開まではまんま同じ話なんですが、きりたんぽ鍋盗むのはバイキンマンだけでドキンちゃんは窃盗に加わりません。

そして盗むところがバレてバイキンマンだけ変装が解けてしまい、きりたんぽさんにそこそこの戦闘力があることもあってアンパンマンも加勢してお決まりのアクション展開。
バイバイキーンした後にドキ子の変装のドキンちゃんもこっそり帰ろうとするのですが、きりたんぽさんは「お手伝いありがとう」と言ってきりたんぽ鍋を渡します。
それをバイキン城に持って帰ってバイキンマンとカビルンルンと一緒に食べておしまい。

ドキンちゃんとバイキンマンを分けて描くことでわかりやすいメッセージになってて、「手伝ってくれた人には食わせる」という点で一貫しています。
アクションシーンも足されていて、シチューおばさんの続編というよりリメイクといった感じ。きりたんぽさんはドキ子がドキンちゃんであることを知らないのにバイキンマンも鍋食べれるあたり何かがぼやけた感じも否めませんが、シチューおばさんのようになるには人生経験もかなり必要なんで、きりたんぽさんもいずれ成長してそうなるのだと思います。
直接シチューおばさんと触れたバイキンマンもただシチューを美味しく食べただけじゃなく、他人への想像力を学んで成長したはず。




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