いよいよ祭りが始まりますね。
今大会は何故か日本のメディアで取り上げられる機会も多くて、地上波やNHK BSなど無料で見れる試合も多いのでちょっと見てみようなんて人も多かろうと思います。
今年の日本代表は間違いなく過去最強で、期待も大きいという影響もあるのでしょうが、関連ムックが4冊も出ています。
どれ買えばいいのーみたいな人向けに軽くレビューしておきたいと思います。
Number PLUS
日本代表応援本。
日本代表の選手やエディジョーンズHCのインタビュー、紹介記事が充実してます。
他国の紹介は同じプールBを戦う南アフリカ、スコットランド、サモア、アメリカだけという感じで、全チームのスコッドも載ってないですが、とにかく日本代表への期待が高まる記事ばかりなので、日本代表を応援したい人、期待を高めて仮に全敗しても泣かない人にはオススメ。
パナソニック監督のロビーディーンズ先生による「私なら、こう戦う」という記事は日本代表に寄りすぎた本のバランスをとってます。
村上晃一、野澤武史、藤島大の解説者鼎談も読み応えありますし、ジャーナリストとしての冷静さと日本代表への期待が錯綜したような感じは読んでて興奮しました。
エイムック
こちらも日本代表応援本と言っていい内容。
ただ、出場20チーム全てのスコッドの名前が載ってるので便利です。
選手のインタビューは藤田&福岡、田村&立川の組み合わせで行われてるものもあり、各対戦相手への戦い方まで踏み込んだインタビューになってるのも面白いです。
Number PLUSとセットで買うのがオススメ。
ラグビーダイジェスト
選手名鑑。
出場20チーム全てのスコッドが顔写真付きで載ってて、ほとんどの選手に短評がついてます。
JSPORTSで全試合見るような人には必須本。
個人的には北半球のことあんま詳しくないので一番参考になりました。
マニア向けかと思ったらルールや用語の解説記事もあり、一番万人にオススメできるムックです。
別冊ラグビーマガジン
さすがというかなんというか、一番濃い内容となっています。
今回開催地のイングランドが優勝した時のメンバーであるジョニーウィルキンソンのメッセージから始まり、前NZ監督グレアムヘンリーのインタビュー、NTTコム監督ロブペニーによる大会プレビューと読み応えある記事の連続。
各チームへの評も充実してて、注目選手もピックアップされてるので読みやすいです。
日本代表選手の記事は大野、堀江、立川と渋めだけど、立川推しなので「ハルが征く」という記事よかったです。
あ、便宜上Amazonのリンク貼りましたが、在庫や値段も不安定ですし本屋で立ち読みして自分に合ったの買えばいいと思います。