昨日はなまるマーケットでオススメ映画紹介するコーナーやってて映画でも見たいなって気分になったので見てきました。
もちろん日テレのアレなのではなまるではオススメしてませんでしたが、コナン好きなので。
ネタバレして書くので見てない人は読まないほうがいいです。
面白かったのでオススメですが、テレビでやってたルパンコナン見てないといみわからなくなるのでこれ見てからにしましょう。
感想というか気になったことなんですが、最後の飛行機のとこで悪いやつがバタバタ死ぬのをわりと普通に見てたコナン。
麻生成美の死は未だに引きずってるみたいなのになんか違和感ありました。麻生成美の場合は自殺だったけど、自殺じゃなくても持ち前の死なせねえよ精神で犯人を助けてきたのにルパンの「あれがあいつの運命だ」に納得しててああそんなもんなのかと。
個人的には麻生成美は実は生きててなんかの形で出てくると思ってて、コナンは最強の誰も死なせねえ死んだら悔しい野郎だと思ってたので少しイメージが変わりました。FBIに支持してドンパチで誰も死なないようにしたとまで言ってたのに死ぬ時は死んでしまうのですね。
忌々しい黒の組織でさえ目の前で死んだ時は無念感出してたので気になりました。
で、なんでこんな細かいことが気になるかというとこの映画は微妙に本編と繋がってるからです。
コナンは映画と原作のリンクっぷりが微妙で、例えば服部平次と白馬探は映画でも原作でもはじめましてしてたりします。
それぐらいならまぁいいんですが、黒の組織絡みはちょっとアレで。
映画で黒の組織は2回出てきたけど、原作でそれに触れてるシーンはなく、というか特に触れるようなとこなかったんですね。
それがこのルパンとコナンの映画では灰原哀が峰不二子に薬の話してるシーンがあります。
原作で登場しないキャラに正体ばれるのはまだいいんですが、APTX4869の話ってただでさえ情報が少ないのでちょっと喋っただけでものすごい反応してしまいます。
本作だと
不二子「私も薬で若返りたい」
灰原「私達が作ってたのはそんな夢のような薬じゃないわ」
という会話があるんですが、原作で薬の目的が明かされてないのでヒントの一つになってしまうんですね。
黒の組織の中ではベルモットが若さを維持しているけど、これも薬のおかげかどうかはまだ謎で、しかもコナンの推理ではベルモットはコナンと灰原が幼児化してることをベルモットが組織に隠す必要があるらしいです。
ということはこの〝若返り〟ってものすごいヒントなんで、灰原のやんわりとした否定も重要な意味を持ってきます。
なんでこんな大事な話をするんだろうと思って見てたら、峰不二子の声を沢城みゆきさんがやってるの思い出してマンモスびっくり。初めて聞いたけど全然違和感なくてさすがだと思いました。
話を黒の組織に戻すと、本作のラストに来年春に公開が予定されてる新作の予告が流れます。
名探偵コナン 異次元の狙撃者(スナイパー) : 作品情報 – 映画.com
原作連載20周年を記念し、女子高生探偵・世良真純やコナンの正体である工藤新一の家に居候している謎の大学院生・沖矢昴、FBIのメンバーなど、原作ストーリーの本筋を彩る人気キャラクターが満を持して劇場版に初登場。青山氏描き下ろしのビジュアルには、コナンの宿敵である黒ずくめの組織に殺されたはずの、FBI・赤井秀一の存在が意味深に描かれている
これどうすんでしょうか。
原作では世良の正体に絶賛迫り中だけど、赤井さんの処理とかまさか映画ではやらないと思うし、またいつかの予告は夢オチでしたみたいなことにならないといいですね。
しかしルパンとコラボした時でさえヒント出しちゃうってのがあるからこれは見に行かないとダメですって本作にはそういう宣伝効果もあったのでしょうか。
個人的には沖矢昴が赤井さんで、水無に吹っ飛ばされたのは楠田陸道の体だと思ってるんですが、もうあれから5年とか経つし映画でもなんでもいいから答え教えてほしいですね。