PENTAXユーザーなら使っとけと言われて使った★55が想像以上だったし使い込むほどに良さがわかるレンズだったので、同じく使わなければもったいないと言われてるこのレンズも試してみたくて買いました。
しかし最近「はなまるマーケット終わるしちょっとぐらい散財しても大丈夫だろ」と思ってしまうのは何故でしょう。1円も払ってないから何も変わらないのに。
外観
Limitedの質感。
レンズだけ置いてると大きく見えますが、カメラに装着してみるとバランスよいです。
重さも345gとシリーズ最大ですが特に重たくもなく、Sigmaの35/F1.4は665gもあるのでこのクラスのレンズでは軽い方なのだと思います。
フィンガーポイントが七宝焼き
フードと逆光耐性
伸縮式でも内蔵式でもなく〝一体型〟になってます。
このレンズは元々フィルム用なのでAPS-Cで使うと明らかに能力を発揮できていません。
しかも取り外しもできないので普通にフードをつけることもできないので〝ウエポン化〟と呼ばれる手法でフードつけてる人が多いみたいです。
名称はあれとして、フィルターを2枚重ねてその上にフードをつける試みです。
フィルターの中のガラスを割ったりするひともいるみたいですが、八仙堂というショップにステップアップもステップダウンもしない58-58のリングが売ってるのでこれを使いました。
オス-オス、メス-メスを一本ずつ、さらにアルミ製の標準画角フードもここで購入。
![]() 継手リング オス−オス Φ58mm |
![]() 継手リング メス−メス Φ58mm |
![]() 標準用レンズフード ねじ込み式 Φ58mm |
組み立てるとこんな感じ。
見た目はかなり微妙なことになります。
まあアルミで統一されてるからギリ(アウトのほう)です。
結構深くなりますがケラれたりすることはないです。
で、これつけててもゴースト出る時は出ます。
つけなくても耐えることもあります。
フード外して日中ちょこちょこ撮ったのですが、フレアっぽくなることは少なくてゴースト出やすくなるだけなので、携帯性と見た目をトレードするほどの効果はない気がします。
それかリング2本つけてるだけでも真横からの光殺せるのでここらへんにしておくか。
AF
DA35Limitedと比べて範囲が短いためか相当早く感じます。
音は例の音がしますが、長くなることがないからそこまで気になりません。
微調整のような動きも少なく一直線に行く感触なんだけど、最近のレンズはびっちり合わせようとしすぎるとかそういうことなんですかね。
作例
「何を撮ってもいい感じになる」といわれるこのレンズ、さすがにそれは言い過ぎな気がしますが、ボケが綺麗なのと解像度が高いのでそんな気分になるのはわかります。
31mm(35mm換算47.5mm)という標準画角は非常に使いやすく、無駄なものを写さず見たまま映せて楽しいです。
35mm付近は何本かありますが、どうせいつかこれ買うなら先買っておいたほうがいいと思います。
ただ、DA35Limitedも手放すことはできないという感じがしますね。DA35Limitedの遠景描写がイマイチと言われるのって明らかにFA31と比較されてるからだと思ったし、標準マクロ便利だし携帯性いいし開放からシャープで使いやすいのでしばらくは気分によって使い分ける予定です。
あとやっぱり単焦点レンズは楽しいですね。
絶対にこれを写さないと嫌みたいな感じでカメラ持つことないので軽くて明るくてクリアに写る単焦点のほうが気楽でよいです。
でも次はあれですわ、最後のおめざフェアに岡江さん来るかもと予想してるのでそれ用に★50-135か★60-250か。
追記
他の35mmの比較まとめました。
PENTAXの35mm付近の単焦点レンズの比較