PENTAXの高級志向レンズには2種類あって、一つはレンズの味と質感を重視したLimitedシリーズ。
もう一つがとにかく画質を重視した★レンズ(スターレンズ)になります。
今回購入したのは★シリーズで一番使いやすそうな焦点距離の単焦点DA★55
購入動機
50mm付近はDA50とSIGMA50Macroを持っててもういいだろって感じだったのですが、マクロは先日購入したDA 35 LimitedがかなりよかったのでSIGMAのほうは手放すことに、DA50は安かったのでなかったことになりました。
DA50とDA★55の一番の違いは開放F値が1.8と1.4というところ。
シャッタースピードとボケの違いですね。
写りのことでいうと、DA★55はABC(エアロブライトコーティング)っていうすごいコーティングがレンズにされてます。
あと★は防塵防滴、QSFSも使えてSDMっていう静かなAFを使えるのが主な違いです。
フードも始めから付属してるってのも嬉しいですね。
その代わり200gほど重くなり、値段は4万円高くなります。
どちらか迷っててこれから買う人は上にあげたものに4万円出せるかどうかというのを考えればいいと思います。
PENTAXにはもう一つ、FA50mmF1.4っていうレンズがあるんですが、こちらはネットの作例見る限りあまり好みでないので外しました。
かなりフワッと映るのみたいなのでそういうのが好きな方、人撮りメインの人にはこれがいいのですかね。
外観
DA50はいろんなとこがシールで残念だったのですが、★レンズはさすがにかっこいいです。
フードを逆付けした状態。
フードつけると結構長くなりますがかっこいいです。他のメーカーでもこういうレンズってあんまないしとてもCoolだと思います。
AF
オートフォーカスが早くないって聞いてたからどんなもんかと思ってたけどやっぱり早くなかったです。
ただ遅くもないと思います。
これはDA50も同じ感想で、DA50がギュインギュイン音をたてながらキュッキュッと合わせるのに対して、DA★55は静かに忍び寄っていって最後にククッと微調整する感じ。
擬音が多くてすみません、岡江久美子さんのがうつってしまって…
キットレンズの18-135はラインナップの中でもかなり早い方らしいですが、それと比べてもそこまで遅いという印象はありませんね。個体差もあるのでしょうけども。
ただ、合わない時はとことん合わないので速攻でAFキャンセルしてQSFSに移行するのがいいと思います。
作例
画像クリックで拡大、もう一度クリックすると元に戻ります。
他、flickrにもちょこちょこ載せてます。
Flickr Search: da★55
まだまだ使い込んでないけど、ファインダーを覗いてるだけで楽しい系のレンズ。空気感もいいしなんとなくそれっぽいのが撮れる気がします。
あとこれ買って思ったのがDA50は決して悪くないし、むしろコストパフォーマンスいいと思いました。
絞った写真ならほとんど見分け付かないんじゃないですかね。
DA★55も最近値段が下がってきてどっち買っても幸せになれると思います。
開放からシャープな感じはポートレートにもよさそうなので岡江久美子さん撮りたいです。