やっぱりこう、写真にジオタグが付いてると後から見て楽しいですね。
最近の携帯電話は撮った写真にジオタグをつけてくれて便利なのですが、デジタルカメラの多くはまだGPS機能がついてないものが多いです。
GPSがついてないカメラでも写真にジオタグをつける方法はいくつかあります。
例えばジオタグ機能もついたSDカードEye-Fi Pro X2などを使ったり外付けのGPSロガーを使う方法がありますが、いずれも高価でそこまでしてジオタグつけたいかというと微妙なところです。
そんなものにお金をかけるならレンズ購入資金の足しにしたり、岡江久美子写真集をまとめ買いしたりしたいです。
それにこれらの商品を使うと必然的にカメラのバッテリーの消耗が激しくなるというデメリットがあります。
後から手動でジオタグをつける方法なんかもありますが、めんどくさいのでそんな方法なくていいです。
どうしたもんかと探していたらこんなアプリを見つけました。
Android版もあります。
Geotag Photos Pro – Google Play の Android アプリ
無料版もありましたが何度やっても起動しないため350円だし有料版買いました。
このアプリはiPhoneで位置情報のログをとり、撮った写真の時間と照らしあわせて後からジオタグをつけるというものです。
なのでデジカメの時間さえ合わせておけばそこそこ正確にジオタグをつけれます。
早速使ってみましょう。
使い方はシンプルで、ログの名前をつけてGPSを取得する時間を設定してスタートを押すだけ。
それほど正確な位置情報でなくていいなら2分とか5分ごとでいいと思います。
バックグラウンドで動いてくれるので、動作中他のアプリを起動したりしても問題ありません。
あとは自由にデジカメで写真を撮ります。
後から写真と位置情報をあわせるので、もちろんiPhoneとデジカメをつなげたりしなくても大丈夫です。
普通に写真を撮ってください。
ログを取り終わったらスタートボタンのところにあったSTOPボタンを押します。
ここからアップロードする作業です。
Upload1trip→Start uploadと順にタップ。
初回はメールアドレスを入力して、Geotag photosのログインページのURLを受け取ってください。
ここからはPCでの作業です。
まずSDカードをPCに刺しておいてください。
メールアドレスに添付されてるログインページのURLからGeotag photosのアカウントを作成してログインします。
ログインするとこんなページが出てくるので、your toripsをクリック→トリップにチェック→exportをクリックして.gpx形式のファイルをダウンロードします。
次にGeotag appに戻って、run the applicationをクリック。
するとJAVAのアプリがダウンロードされます。
手順にしたがってインストールしてください。
インストールしたらアプリを起動。
ジオタグを付けたい写真のフォルダを選択、SDカードの画像が入ってるフォルダを選べばよいですね。
「click here to start geotagging」というボタンをクリック。
これでジオタグをつける作業がはじまります。
iPhotoに読み込ませてみましょう。
ちゃんと撮影地が出てます。
ほとんど正確な場所です。
さて、ここで気になるのがずっとiPhoneで位置情報使っててバッテリーの減りはどうなのかという話ですが、取得を5分毎にしたところでは1時間半の使用で8%ほど減りました。
体感ではMovesなんかのログアプリよりグッとましという印象です。
5分ごとでも許容範囲の誤差で位置情報とってくれるし、細かくなくてよければ10分ごととかに設定してもっとバッテリーを節約することもできそうな感じ。
iPhoneのバッテリーがなくなっても帰り道にリブログできなくなるとかそういうしょうもない弊害しかありませんが、カメラのバッテリーがなくなると撮りたいものが撮れなくなってしまうので、ジオタグをつける方法としてはカメラのバッテリーを一切気にしなくていい選択肢だと思います。
デジカメで撮った写真にジオタグをつけたい、でもお高いパーツを使いたくない、という人はとりあえず試してみては。