一眼はレンズ交換すんのとかめんどくさいとか思ってましたが、コンデジで写真を撮り始めるとネットで写真を見るようになって、やっぱり一眼で撮ってる人の写真は違うな〜羨ましいなーとか思ってついに購入してしまいました。
D5100やEOS 60Dと迷ったのですが、K-30を選択した理由とか書いておきます。
スペック
まずは簡単に比較しましょう。
K-30 | D5100 | 60D | |
現在の最安値(ダブルズームキット) | 60000 18-135キットは70000 |
60000 | 75000 |
有効画素数 | 1628万画素 | 1620万画素 | 1800万画素 |
連射 | 6 コマ/秒 | 4 コマ/秒 | 5.3 コマ/秒 |
液晶(全て3インチ) | 92.1万ドット | 92万ドット | 104万ドット |
バリアングル | ☓ | ◯ | ◯ |
シャッタースピード | 1/6000~30 秒 | 1/4000~30 秒 | 1/8000~30 秒 |
撮影枚数 | 480 枚 | 660 枚 | 1100 枚 |
重量 | 590g | 510g | 675g |
防塵防滴 | ◯ | ☓ | ◯ |
手ブレ補正 | ◯ | ☓ | ☓ |
ファインダー視野率 | 100 | 95 | 96 |
ISO感度 | ISO100~12800 | ISO100~6400 | ISO100~6400 |
防水防滴
NikonもCanonもエントリーモデルは防水防滴の機種がなく、PENTAXにはエントリーモデルから全て防水防滴されており、K-30もそうだったというのが大きな理由です。
18-135ズームレンズキットを選択したのですが、他のズームキットのレンズは防水防滴になってないというのが選んだ理由の1つです。
135mmもあれば一本でどうにかなるというのも大きいです。
というか防塵防滴ってむしろエントリーモデルにこそつけてほしい機能ですよね。
そんなにカメラが水に弱いってことすら知りませんでしたし。
この前不本意ながらこの防滴がどの程度大丈夫か試す機会があって、家から歩いて10分ぐらいのとこにカメラ持っていってたら突然ゲリラ豪雨が降ってきました。
服とかで覆いつつもカメラは濡れてたのですが特に異常はありません。
防滴バンザイ!
操作性
K-30には電子ダイヤルが2つついています。
これもNikon、Canonともにエントリーモデルには1つしかついていません。
この2つ付いてるのが便利で、プログラムオートで前のダイヤルを回すとシャッタースピード優先に、後ろを回すと絞り優先になるってのがかなり良い感じです。
ダイヤルは後ろと前。
緑のボタンを押すとオートにリセットされるというのもスムーズでよいです。
さらに各モードどっちのダイヤルをどうするか緑のボタンを押すとどうするかというのを細かく設定できます。
モードダイヤル、お気に入りの設定を2つ登録できます。とりあえず1つはHDR撮影に割り振ったけどもう一つはどうしましょうかね。
60Dは中級機なのでダイヤルは2つついていますが、肩液晶は不要だと思ったのでシンプルにまとまってるK-30がいいと思いました。
高い買い物で余計なものが付いてるとなんか損した気分になりますし。
D5100なんかは操作性が若干アレで、ISO感度も設定からポチポチ押して変更するしかないんで不便です。
デザイン
やっぱこれ大事ですよね。
緑が好きなのでわりと一目惚れ的なものがあります。PENTAXの交換レンズにも緑のラインが入ったものが多いので。
この攻めた感じいいですね。
一見カメラ女子的なものを排除しにかかってるようにも見えるデザインですが、僕はこれ持ってる女子かわいいと思います。
あと、NikonとCanonのエントリー〜中級モデルは観光地とか行くと結構持ってる人がいるというのも選択肢から外れた理由の1つです。
別にかぶるのはいいと思ってたんですが、この前すれ違った人と同じ靴を履いててちょっと恥ずかしくなったのでカメラもかぶるとちょっと照れてしまう恐れがありました。
たぶんかぶっても大丈夫だしこのへんは好みの問題ですね。
僕は結局緑のラインが一番映えそうな黒を選びましたが、他のカラーバリエーションを選択すればかなり高い確率でかぶりを回避できるのではないでしょうか。
向井理
ホームページのこれ。
こんな風になれたらいいなーって。
ファインダー
実際にD5100と60D、そしてK-30を借りて色々撮ったりしてたのですが、一番気になったのはここです。
特にD5100はファインダーで覗いた絵と実際に撮れてる絵にかなり差があります。
K-30はペンタプリズムファインダーという視野率ほぼ100%で、実際にかなりよくできてるという印象でした。
K-30の弱点
まず、バリアングル液晶でないところがあげられます。
これはどうせファインダーで撮るし、恋人もいないので自分撮りすることもないかと思いどうでもよくなりました。
あとはバッテリーの持ちが微妙なところですが、実際は480枚以上撮れましたし、単三電池対応なのでいざというときどうにかなるのは嬉しいです。
バッテリーアダプタが別売りなのは悲しいですが、Amazonで安いやつありました。K-30でもちゃんと使えます。
追記
バッテリーについて書きました。
PENTAX K-30のバッテリー性能を試す/エネループvs純正リチウムイオンバッテリー | 脳味噌はなまる
作例
まあ適当に。
あ、ちゃんとしたやつ見たい方はflickrどうぞ。
お上手になればこういうの撮れるってのが見れます。
Flickr: Camera Finder: Pentax: K-30
画像クリックで拡大、もう一度クリックすると元に戻ります。
右クリック(スマートフォンの場合は長押し)で新しいタブで開いてEXIF Viewerとか使うとEXIF見れます。
エントリーモデル的な価格ながら他社の中級機レベルの機能性と画質に満足してます。
本体が壊れた時のレンズ資産を考えるとPENTAXはどうかと思ったんだけど、よく調べたら古いレンズとかもつけて遊べるそうだし発売されてるレンズの数も少なくありません。
ボディに手ぶれ補正機能がついてるので選べるレンズの幅も広いです。
望遠必要な方はダブルズームキットがいいかもしれませんが、そっちのレンズキットは防水防滴じゃないし18-135思ったよりずっと使い勝手いいのでそっちをオススメします。
あと、レンズキットのほうのレンズは音がうるさくてAFもそんなに早くありません。
一度店頭に行って他の機種を含めていろいろ触ってみるのが一番いいですね。
今めっちゃ安くなってるのでかなり買い。
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