映画「図書館戦争」ネタバレ感想

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図書館で借りれなかったので、いつ自由に本が読めなくなる世界が来るかわからないのに原作未読のまま見てしまいました。

原作じゃあどうなってんだろうと思ったところが結構あったから読もうとしたらAmazonでは品切れ。
図書を検閲するシステムもアレですが、Amazonの在庫システムもひどいものでありますね。

有川 浩
メディアワークス 2006-02
¥ 1,680

世界観

レビューとか見てると「こんな設定ありえない」というような意見が結構あったけど、こういうのは「ありえない」と思わせたもん勝ちだと思うので、ありえなくて当然です。

ありえないと思えれば思えるほど登場人物に感情移入できるわけだし、それはそれで楽しめばいいのではないでしょうか。
リアリティというのは実際の世界でありえそうということではなく、作品の中で無理やりでなければいいのです。

Googleらしきものの画像検索が一気に検閲されるシーンがありましたが、あれって実際に中国とかでやってることですしね。

戦闘シーンやりたかっただけで火炎放射器で本焼いたりしてるだけなんじゃないのと思わなくもないけど、それはそういう作品なのだからと割り切れないほどではなかったです。

長い

時間は128分とちょっと長いぐらいなんですが、実際はかなり長く感じました。

特に意味のない告白シーンとか削れなかったんでしょうか。
原作でどういう意味があったかは知りませんが、映画だけだと恋愛シーンとそれに付属するシーン全部切っても問題なかったと思います。

恋愛シーン絶対入れないといけない暗黙のルールなんて無視して無駄を省けばいい映画になるってのは正論だと思うけど正論を武器にするのは間違ってますか教官。

岡田准一

この映画は岡田准一さんかっこいいいきゃあああってなれる作品です。

格闘シーンもよかったし、シリアスとコメディの切り替えを無表情でやってるあたり役者だなと思いました。

しかも〝王子様〟が務まるってので素晴らしいキャスティングでした。

銃撃戦

作品中で〝戦争ごっこ〟と揶揄されていましたが、日本の映画でガチの銃撃戦やるには限界ありそうだし図書館限定の戦争シーンってのはよかったですね。

手塚が銃うまいのに規則上相手を殺せないってところで特に日本におけるのアレっぽい感じが出てて味わい深かったです。

あれだけの戦闘で味方が誰も死なないのは不自然に感じま自衛隊したが、日本の映画で誰か死ぬとうっとしくて泣けない泣き展開になるのでよかったと思います。

石坂浩二の足問題

石坂浩二が片足ないって設定で、ワンシーンだけ義足が外されたとこが映るんだけど雑。
箱みたいなのに座ってたけど、あれズボンと箱に穴開けて座ってただけでしたよね。

義足外すとGPSが作動っていうのがあったけど、それ以外に足がない必然性がなかったからああいうのなら無理にそういう設定にしなくてもと思いました。

結構お金かかってそうな映画なだけに、細かいところに目がいってしまうので中途半端なのはやめてほしかったですね。

カタルシスは0

ギャグシーンも面白かったし、戦闘シーンも迫力あったのですが、見終わった後に何か残るタイプの映画ではないです。

もし図書館戦争を見た人とあっても「あそこよかったよねー」と言えるシーンもないし、見終わって今すぐ誰かに語りたいと思える映画ではありません。
デートで見ると岡田准一のかっこよさだけが余韻で残って結構まずいことになるんじゃないでしょうか。
長いし暇つぶしにはいいんですけども。

言論の自由とか表現の自由みたいなテーマをもっと色濃くするとかでもよかったと思いますが、専守防衛だけに作品も守りに入っちゃった感じですかね。

図書館も映画も守ってるだけじゃ限界あるってのがよくわかる作品でした。




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