毎年大阪大会の予選から花園には足を運びますが、今はこんなに便利なものがあるのですね。
一回戦二回戦は3グラウンド同時進行なのでどうしてもリアルタイムで見れない試合が出てくるのでこういうまとまったDVDがあるととても助かります。
DVDの概要
2012年度全国高等学校ラグビーフットボール大会で行われた全50試合のダイジェスト版です。
DISC1の一回戦〜二回戦は5分程度、DISC2の三回戦からは一試合だいたい20〜30分ぐらいにまとめられていて、決勝戦はノーカットで収録されています。
JSPORTで中継してた映像のトライシーンや重要な局面をまとめてる感じですね。
試合直後のロッカールームの映像なんかもあるし、民法の放送より解説がマニアックなのでファンにはオススメです。
名試合
まあ全試合名試合なんだけど、あえていくつか選ぶならこのへんです。
- 東福岡×尾道
- 東福岡×茗溪学園
- 伏見工業×深谷
- 伏見工業×常翔学園
- 大阪朝鮮×茗溪学園
- 大阪桐蔭×国学院久我山
いや、本当全部いい試合なんだけども。
尾道が東福岡追い詰めたの鳥肌立ったし、茗溪学園は勝っちゃったし、伏見は深谷にラストで逆転して常翔にも勝てるかもと夢を見せてもらったし、他の大阪勢も敗れたけど気合いの入ったいい試合をしてました。
あと、佐賀工業のフォワードがめちゃくちゃ強かったんだけど結局1点もやらなかった常翔の強さが際立つ試合でした。
注目選手
高校ジャパン飛び越してジュニアジャパンに選出された、常翔(→帝京)の重一生、深谷(→筑波)の山沢拓也、伏見(→帝京)の松田力也の三人はやはり注目です。
今年はなんといっても重一生。
たぶん大学やジャパンではスクラムハーフで活躍すると思うけど、ここまで攻撃的だと見てて楽しいです。
ヤマハの矢富選手なんかに近いタイプですかね。
スクラムハーフは茗溪学園(→同志社)の大越元気もよかったです。
こちらはパスの精度とタイミングがとてもよくて、ライン全体を攻撃的にさせるタイプ。
あと、常翔(→明治)のNo8の桶谷宗汰。
体がめちゃくちゃ強い、これぞ常翔のNo8という感じで杉本三兄弟を彷彿とさせます。
そういえば今大会のスローガンは〝花園から世界へ〟ですが、ここに書いた選手はみんなスーパーラグビーなど世界への意識が強いようでとても楽しみです。
今大会の注目選手は間違いなく2019年に日本で開催されるワールドカップで活躍してくれることでしょう。
世界の舞台で活躍する選手の高校時代の映像はファン必見なのではないでしょうか。