誰も期待してなかったと思うけどファン必見のものになっているので、ドラゴンボールファンの皆様でまだ見てないという人がいれば今すぐ劇場で見たほうがいいです。
見終わると「あそこめっちゃおもろかったな!」みたいな感想を言いまくりたくなるので、仲の良い友達と行くことをオススメします。
予告編見る限りではシリアスな感じだけど大半がギャグシーンで、ピラフ一味などの初期から登場するキャラクターの出番が多かったのがよかったです。
ああそういえばドラゴンボールってドラゴンボール集める話だったなあって思い出させてくれます。
同窓会ノリでファンサービスシーンが多かったのもいいけど、やっぱりこの作品は悟空の戦う理由や、強さを求める姿勢なんかが見所です。
映画の序盤から強いやつと闘いたい闘いたいと連呼し、5人のスーパーサイヤ人からパワーをもらって超サイヤ人ゴッドになっても「自分一人で到達できなかった強さ」と不満に思う悟空。
あがき続け闘いに負けたのに他にももっと強いやつがいるかもと聞くと更にやる気を出す感じがとてもよかったです。
フリーザが未来トランクスに一撃でやられるシーンの時も上には上がいてなんか怖いみたいなの感じましたが、ビルスが8割ぐらいしか出してないって明かされた時もそれに近い衝撃がありました。
悟空が負けたのはよかったですね。
地球が破壊されないのは映画始まる前からみんなわかってることで、観客の意識は「どうやってビルスを倒すか」に向いたと思いますが、「悟空ってなんか不思議な力あるよね」という締め方も好みです。
ただこの映画は、ビルスの強さを示すために他のキャラがあっさりやられてしまうのが少々残念でした。
神龍までがビルスにヘコヘコする始末。
オフシーンだけでなく戦闘シーンもじっくり見たかったです。
なんていうか、誰が勝つかわからないってのと各キャラの戦闘シーンって天下一武道会で映画やればいいんじゃないですかね。
あと適当にこの映画について思う所
- ブルマの年齢がわかってよかった
- 仕方ないけどやっぱり声変わり問題あった
- ゴッドのデザイン微妙
- 悟飯が酔っ払ってるとはいえビーデル傷つけるとかあんま見たくなかった。というか酔っ払ってるの見たくなかった
- 腹の中の子どものパワーっていうのどうよ。あれなら最初から5人でできることにすればよかったような…
- エンディングの漫画ペラペラするのよかった
- 一番好きなランチさんが出てこなくて残念