皆勤賞:県立下総高3年の1クラス全員が達成 みなで協力、無遅刻・無欠席・無早退 /千葉- 毎日jp(毎日新聞)
熱があったら休まないといけないしこういう話を美談にするなという話は既にいろんなところでされてるので、少し違った視点から。
この記事の本文に一年間皆勤を達成した学生の名前が出てます。
その学生はこの記事が記載された当時twitterを実名でやってたので検索することができて、その学生へのリプライを見てみると「焼肉おごってもらえるんやろ!?」という他のクラスの子からと思われるツイートが多数ありました。
どうやら一年間皆勤を達成すると先生がクラスのみんなに焼肉をおごる約束をしていたそうです。
熱があっても休めない同調圧力や団結を装った恐喝のようなものが焼肉によって更に強くなってたんだろうなと思うと恐ろしすぎます。
気の弱い子が体調崩した時の精神状態はかなりやばかったんじゃないですかね。
僕はいつも大縄跳びで引っかかってたのでなんとなくそういう気持ちがわかります。
誰か一人が失敗(この場合は失敗ではないけど)したらご褒美がなくなる、というようなご褒美の約束ってストレス高すぎだろうと。
しかもそのプレッシャーは卒業に近付くにつれ高まるし、その時期って風邪やインフルエンザも流行る時期です。
風邪薬のCMで薬飲んで会社に行くとか笑ってる場合ではありません。
あとこの先生はこんなことも言ってます。
担任の荒巻純先生(31)は生徒に対し、3年生に上がった昨年4月から「欠席が多いと就職先はない」と話していたという。
どう考えても脅しです。
こんな脅しをかけつつ「達成したら焼肉」ってまるでたまに優しくなるDV男のようですね。
改めて、いじめ問題も解決しない中こんな話を美談にするメディアはクソだと思うし、この件を虐待と報じるメディアがあってもいいのではないかと思います。